小児外来
お子様の視力について
幼児〜小児期は、お子様の目の発達においてとても重要な時期となります。
この時期に正常な目の機能の発達ができないと、矯正しても視力が向上しにくくなります。
大切な時期だからこそ、生活習慣に気をつけ、目の機能の低下を防ぎましょう。
注意点
- テレビやスマホ、ゲームなど、近い距離で見る時間を減らす
- 暗い部屋で画面を見ない
- 長時間同じ姿勢を続けない
近いものを見る時間を減らすだけで、近視の進行を防ぐことができます。
お子様は自分で時間などの調整ができないため、ご家族の方が注意してあげましょう。
検査の流れ
受付 | 問診票に必要事項を記入します。 |
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検査 | 問診票の記載内容を確認し、必要な検査を行います。自分で症状を詳しく伝えることが難しいお子様の場合は、検査をすることで症状や状況が正確にわかります。 |
診察 | 症状を詳しくお聞きしながら、診察を行います。検査結果を元に、詳しく調べる必要があれば追加の検査を行います。 |
再診察 | 追加の検査結果を元に、診断をいたします。 必要であれば、薬物などを用いた治療をスタートします。 |
会計・処方箋 |
会計のあと、処方箋をお出しいたします。
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斜視
斜視とは、片方の目が目標と違う方向(内側や外側、上下など)を向いている状態のことです。
放っておくと、片目のみで見るようになります。
片目で見ることが増えると、反対の目を使わなくなり斜視がひどくなるため、目の向きが左右で違う場合には、早めにご相談ください。
弱視
弱視とは、眼鏡やコンタクトレンズで矯正をしても、裸眼で1.0の視力が出ない目のことをいいます。
目に起因する病気や、遠視や乱視が強いために起こることもありますので、まずは原因が何かを調べる必要があります。
先天性鼻涙管閉塞症
目から鼻に繋がる管が生まれつき詰まっている病気です。
ずっと目がウルウルしていたり、目やにが常に出たりする症状があります。
管の詰まりが自然に開通しない場合には、管の閉塞した部分に先の尖っていない針のようなものを差し入れて、詰まりを解消する必要があります。